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しまくま堂

おばあちゃんのうちのような懐かしい感じ。北海道で、ロシア・東欧をメインにした vintage&select shopを営む猫好き店主のBlogです。

консервы союза сср

しまくま堂アトリエ内で
北海道ブックフェス‘ミセナカ書店’連動企画
【 ロシア・東欧の古本と印刷物 】が昨日からスタートしました。
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初日だった昨日、ブックフェスを楽しみにアトリエに来てくれた方、
ありがとうございました。今日ようやく、入口前に企画展フライヤーが登場しました。
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さらにアトリエ内には、イジー・トルンカさんコーナーも登場。
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チェコを代表する芸術家 イジー・トルンカ(Jiří Trnka 1912 - 1969)。

『くまのミーシャ』のような可愛らしいタッチから
マジカルな表現までこなす絵本作家の顔のほか、
優れたアニメーション監督、人形作家でもあった人。
彼の名前は知らなくても、絵本・アニメ(映像)・人形と
何かしら彼の制作物に触れている人は多い。
お嬢さんであるクララ・トルンカも愛らしい絵を描く
イラストレーターで、コーナーには彼女の猫の本もあります。

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と、猫のしま君。

なかなかオンラインショップに更新できず
アトリエにも並べきれずにいますが、
ストックルームには古本や印刷物が出番を待っています。
というわけで、企画展にからめて初お披露目する一冊。

“консервы союза сср”
(缶詰 ソ連組合)
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ソ連時代の1950年代、食品省から発行されていた
加工食品(缶詰・瓶詰)カタログです。
重厚感ある表紙デザイン、部分的にエンボス加工が施されています。
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表紙を開いたところ。
とびらのデザインも上品で、おかたい発行物である事が伝わってきます。
このレア本は、めずらしく共産趣味のあった
チェコのANTIK VARIAT(古本店)で譲ってもらいました。
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印刷の風合い、マットな色ののり具合。
本来、可愛いはずの子どもの表情がニヒルだったり
トマトの赤と背景色のダークグリーンが濃厚でさわやかな印象がない。
これまで目にしたことのない不思議な存在感を放っています。
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チェコ在住のロシア人の家から出たもので、
往時の富裕層の主婦向けで発行部数もかなり少ない貴重なものだそう。
海外に向けたピーアールにも使われていたのでは?と想像します。
チェコ国内でもめったにない出物でコレクターズアイテムのため
高かったのですが、何とも興味深い一冊です。
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各ページに、トマトケチャップ缶や果樹の瓶詰、加工する野菜のイラストが
丁寧に描かれ、レシピも掲載。当時、こうした食品カタログには
魚、トウモロコシなどさまざまなシリーズがあったようです。
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実際、見てもらうと伝わるのですが
とにかく色使いが鮮烈です。

アトリエでは、天気が良ければ外で
雨降りならアトリエ内で、椅子を出して
ゆっくり鑑賞してもらえます。
ふだんなかなか見る機会のない本や印刷物を見に
ぜひいらしてくださいね〜。

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 しまくま堂
 ONLINE SHOP(通信販売) 365days OPEN

 アトリエ(実店舗)
  Misumai 1-2-5-21, Minami-ku, Sapporo, Hokkaido
  毎週 水〜日曜 11:00〜18:00
  (*月・火 定休日。仕入れ・催事等で臨時休業の事があります)

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